
Lenovoさんから今度は「ThinkPad X1 Carbon」をお借りする事が出来たので、今度はこのThinkPad X1 Carbonに実際に触れた感想を紹介します。
これまで色々な人に「タイピングを意識するならThinkPadでしょ」と言われ続けてきたのですが今回初めてThinkPadに触れてみたので、実際にThinkPadで一つ記事を書いてみることにしました。
ってわけでサクッとスペックから紹介していきます。
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今回借りたThinkPad X1 Carbonのスペック
CPU | Core i7-8665U |
GPU | Intel UHD Graphics 620 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD500GB |
大まかなスペックはこれぐらいになります。なんだかんだCore i7である事を考えると実はスペックは十分すぎる程にあるってことがよくわかりますね。
GPUがインテルのままなのがちょっと気になる所ですが実際にどれぐらいの速度なのか試してみたいと思っています。
まず携帯性に優れている

ThinkPad最大の魅力は携帯性だと言って良いです。重さはたったの1.09kgです。
この時点でThinkPadは「持ち運び重視でスペックを抑えている」事がよくわかります。
僕が貸して頂いた機種もCPUこそCore i7ですがGPUに関してはIntel UHD Graphics 620となっており、さすがにゲームをするには心もとないスペックになっております。
それを踏まえた上で触れた感想について書いておきます。
適度にパワフルでベターなPC
CPUこそ良い物を使っているがGPUがあまり良いものではない…という事を考えると動画編集などの用途にはあまり向いてない事がわかります。
CPUがある程度良いので、当然ある程度の作業は出来ますが、どうしてもヘビーに使おうと思うと動作がもたついてしまいます。
ですがその「フルでは使えないが用途が限られている人には最高」という位置付けも個人的には魅力的だと思うのです。
持ち運びやすい上にType-Cで充電可能
ThinkPadの最大の魅力はやはり「身軽さ」にあります。
個人的に感動したのは純正のバッテリー以外でも実は充電が可能という店です。
もちろん専用のACアダプターもありますし、そちらの方が65w出るようなので、遥かに充電速度は早いです。
でもやっぱりType-Cだけで充電できるのは携帯性という意味では非常に魅力です。大きなACアダプターを持ち歩かなくても、モバイルバッテリーとType-Cを持っておけばとりあえず最低限の電源を確保する事が出来ます。
個人邸にはノートパソコンを持ち歩く以上はType-Cのみでの充電は必須だと表います。そうでないと「MacBookのが良いじゃん」って頭に浮かぶからです…。
ライター等グラフィックにこだわらない職種には最高
僕自身が元々ブロガーですから、ある意味ではライターさんと同じような業種になります。
そういう人間にとっては、実はPCなんてi5でも十分です。実はこのThinkPad X1 Carbonですが、i5モデルもあるので、そちらを使えば一切問題がなかったりもします…。
お値段もある程度抑えられますし、この持ち運びやすさを考えると全然有りです。
拡張性の高さが良い
ThinkPad X1 Carbonに個人的に驚いたのは拡張性の高さです。


USB3.1が2つ、Type-Cが2つで合計4つもあります。もちろんType-CはThunderbolt3に対応しています。HDMIもあれば、イーサネット拡張も可能。
とっても軽くて持ち運びがしやすい上に、これだけの拡張性がデフォでついています。
マルチハブが必須なMacBookとの大きな差はここになりますよね。
これだけも個人的には推せると感じました。
肝心のキーボードについて

元々最大の期待感を持っていたThinkPad X1 Carbonのキーボードですが、個人的にちょっとだけ残念な点がありました。
CtrlキーとFnキーの位置に不満
それはFnキーとCtrlキーの位置です。
Fnキーはノートパソコン特有の「Fボタンと端末コントロールボタンの切り替えボタン」って所です。そしてCtrlはご存知の通り、Windowsの様々な機能を使うために毎日必ず押すボタンですね。
僕はCtrlは一番左下にある状態で20年ぐらいPCを触ってきたので、これがズレると「おうふ」となってしまいます。いやまぁMacも一緒ですけどね…笑
ここが一番残念な点だったと言えます。
キータッチは慣れると軽快
ちょっとだけキーが硬いんですよね。これだと僕が本気で入力をするとまさかの誤タッチが増えます…そうRealforceに慣れすぎたせいで、そっと押して終わらせてしまうのです…いやまぁこれも僕の体質の問題なんですけど…笑
でもこれも打っている間に慣れてきてしまいまして「アレ?これやっぱ打ちやすいんじゃない??」って思ってきました。うーん素晴らしい…(笑)
慣れてくるとガンガン文字を入力出来るようになってきたので、そのちょっとした硬さや「カチャカチャ感」に慣れたら全然行けると思います。
個人的に試して感じた事まとめ

ではとりあえず他にも試してみて感じた事を雑感としてまとめます。
デスクトップ化も可能
当然ですが、HDMIがついているという事はテレビに繋いでデスクトップPCのように使う事も可能です。
実際にデスクトップPCとしても使ってみましたが、動作に問題があるわけではありませんでした。
むしろ十分軽快に動いていると言えるレベルだったので個人的には「これもまたすごいな…」と思う感じ。
でもさすがにThinkPad X1 Carbonの用途はあくまで「携帯性」の良さだと思うので、これに関しては特にやる必要はないかな…と思いました…笑
だってせっかくこれだけ軽いPCを使っているんだから、それならどこでも良いから移動して使いたいって思いませんか?僕ならそう思うんですよね…。
想像以上に軽く持ちやすい
ThinkPadに触れてのは初めてでしたが、想像以上の軽さでした。
14インチのPCではありますが、想像以上に軽くそして小さいです。正直「あれ?これって12インチぐらいじゃないの??」って思うぐらいのサイズ。
サイズは「幅323、奥行き217、高さ14.95mm 」の 1.09kgという事で、2019年のMacBook Air(13inti)と比べても大差がありません。
MacBook Airは「幅 304、奥行き 212、高さ 15.6mm」の 1.25 kg です。
僕が憧れ続けたMacBookと比べても遜色ないぐらいの携帯性、そしてそれ以上の拡張性を持っています。
問題はCtrlの位置が変わっているので「これじゃMac買うのと同じぐらい、操作性が変わるやんけ」って所ですが…まぁそこは良しとしましょう…(笑)
さわり心地も最高に良い
これ本当に個人的に感じた事なんですけど(笑)
めっちゃさわり心地が良い!!
もう本当にね、これカーボンだからなのかわかりませんが「何この感触…PCじゃないみたい…」って最初から思ってました、マジで。
MacBookに触れた時も「なんてスベスベなのこの子…素敵!!」なーんて思ってましたが、ThinkPadも「スベスベじゃないけど独特な感触…素敵…」って思ってしまいます。
なんか特に意味もなく持ち歩きたくなるんですよ、マジで。軽いしさ(笑)
これ地味に大事だと思います「なんか持ち歩きたいPC」なんなんだこれ、初めての気持ちです、マジで。
単純に軽いノートPCに快感を覚えるのかも知れません…僕が…変態ですね…。
ディスプレイも綺麗!!
改めて触れてみて感じましたがディスプレイも綺麗ですね!!
バージョンによって色々異なりますがFHDだったりWQHD だったりします。恐らく僕がお借りしたのはWQHDだと思われます、たぶん。
これだけ持ち運びしやすくてディスプレイも綺麗だと良いですよね~。ディスプレイが汚いと目が疲れやすいので、個人的にはこれもポイント高いです。
持ち運び重視なら非常にベターなノートPC

まぁ確かにちょびっと価格はお高いとも言えるかも知れませんが、Core i7で約20万円ぐらいで買える事、そして持ち運びにはMacBookに匹敵するレベルの快適さを持っている事を考えると、ありだなと思います。
MacBookの方向性自体は好き、だけどMacに乗り換えるのも…ってかバタフライキーボードがなぁ…なーんて思っていた過去の僕のような人間からすれば「これはアリでは?」と心から思います。
残念ながら今の僕の場合は「GPUがな…」と思ってしまうのが悲しい所ですが、本当に携帯性と拡張性を見ると「一昔前ならマジで欲しかった」と思うレベルの商品となっていました。
個人的に赤のマウスポインタがあまり好きではない(でもファンにはあれが大好評なのは知ってる)のですが、それ以外の面ではデザインを含めて「かなり良い」と感じております。
ってわけでThinkPadが気になっていた人、そして僕のように「MacBookのWindows版でキーボードが打ちやすいの、ないの?」って思ってた人にはオススメしますよ!!
問題はFnキーとCtrlキーの位置だけだ!!(笑)