ソニー4Kテレビ「ブラビア KJ-55X8500D」を購入した感想…Android TVはまだ買う時期じゃないと思いました

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ブラビア

455インチぐらいの4Kテレビが欲しかったのと、Chromecastが内蔵されたテレビが欲しかったので、試しにソニーの4Kテレビ「ブラビア KJ-55X8500D」を購入してみました。

結論を先に書くと今回に関しては「正直失敗をした」と判断しています。恐らく次に買う時はもうソニー製品を買う事はないでしょう。そしてAndroid TVを買う事もないでしょう。

では何がどう失敗だったのか、とりあえず感じた事を並べていきます。

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ソニーのAndroid TVとは?

僕は常にAmazonプライムやHuluなどの定額動画配信サービスを楽しんでいます。むしろテレビを見る時の9割はもはやもうそちらしか見ていません。

そのために僕はChromecastとAmazon Fire TVをテレビに繋いでいました。正直この配線も邪魔だなと、それらをまとめて搭載しているのがAndroid TVだとの事です。

Chromecast builtinが僕の中で決め手

元々僕はChromecastを多用しています。ChromecastはGoogleフォトを映し出す事が可能になっています。

僕はカメラも趣味にしており、家族の写真などは一眼レフで撮影してGoogleフォトに保存しています。それらを全部一括でテレビに映す事が出来るので、これが結構便利。

またテレビをフォトフレーム代わりにする事も出来ます。

またGoogle Homeの日本発売が決定した事も僕の中での後押しになりました。

普通のテレビとVODが同封されている

個人的にはこの「普通のテレビが見れて、VODが見れる」って時点でまぁ良いかなと、4Kの55インチのテレビでも安いものはもっとあったんですが、Android使いでもあるわけですし、総てのGoogleに統一するのも良いかなー?と思って購入しました。

ですがこの時点で僕は気付いていませんでした。あくまでこれはソニーの製品であるという事、その時点でGoogleとの互換性が多少は損なわれる可能性があるという事を完全に失念していました。

Android TVではバグが多発

Android TVではバグが多発しました。

結論的にはカスタマーサービスにすぐ問い合わせて、メールで確認した上で実際に修理の人が見に来てくれました。

そこで一度基盤を交換してもらった上で対処してもらいましたが、これだけの問題が発生していました。

  • Chromecast builtinの背景設定を変更出来ない
  • インストールしたアプリ(abemaとかAmazonプライムとか)が表示されない
  • Chromecastに繋がらない事が多々ある

これらの問題が発生していたのですが、結論を先に書いていきます。

Android TVでは背景にフォトの画像を使えない

Android TVでもスクリーンセーバーが発動すると、Chromecastのように背景画像が表示されるようになります。

最初はこれをどうしても接続できなかったのですが、Android TV側でスクリーンサーバーを自主的にリモコン操作で起動させる事によって何故かGoogle Homeアプリと接続できるようになりました。

ですがここでGoogleフォトなどの設定が出来ない事が発覚。ソニーの修理作業員の方もいる状態で発覚したので「これ無理なんですか?」って確認したら「恐らくそういう事だと思います」と、ソニーの作業員すら把握していない状態でした。

実際に目の前で僕の持っている第2世代のChromecastを接続したら、そちらでは背景画像の設定は可能だった。

結局これまで通りフォトフレーム機能を使おうと思ったら、Chromecastを繋ぐしかないという事が判明しました。

買った意味ねええええ!!

我が家ではフォトフレームをずっとつけっぱなしにしている事で「ここ行ったよね」「この時こうだったよね」と会話のきっかけにしていたので、結構重要な機能なんです…。

それに写真が趣味な僕としては、定期的にそういう画像を見て、家族の笑顔を確認する事で「ああ、またどっかに連れてってあげたい」とモチベーションにしているからです…。

アプリが表示されないのは同シリーズではデフォルト状態

新型のテレビでこのバグが表示されているかどうかは、ソニーの修理屋さんに聞いても「把握してない」との事で、教えてくれませんでした。ただ半年遅れて発売されたバージョンでは出てないとの事。

ただし同シリーズで検証した結果、同様のバグは発生しているとの事。そしてこれはもう仕様としてどうしようもないとの事です。

完全に欠陥品なんですが、まぁ「設定」→「アプリ」から探せばアプリは存在しており、更に一応ショートカット扱いになるボタンを押せば表示できるようにはなります…。

とりあえずこの時点で「KJ-55X8500D」は絶対買わない方がベターでしょう。玄人でないとこんな設定まともに出来ませんからね。

Chromecastには繋がるようになった

Chromecastには繋がるようになりました。ただこれも基盤を交換してもらってから改善された感じです。

あくまでソニーのカスタマーサービスに連絡して「数日前に買ったテレビなんですけど」と証拠を見せた上でやってもらえました。

当然です初期不良なので無料です、これで金取られたら泣いてます。

とりあえず基盤を交換してもらった事でChromecastには繋がったので、まぁ無理矢理使えん事はないです、一応。

他にも細かいバグは多発する

Amazon Fire TVに繋いだ際に、番組を表示しても画面が真っ暗になる…なんて日もありました。次の日になったら治ってたのでここは業者には相談していません。

ただ本当にこれだけ不安定だと「これ買った意味あるのか…?」と首を傾げたくなるレベルです。

ただそれを作業員に伝えると「以前はもっとバグが多かったです」と伝えられて「お前がそれ言うんか」と内心思いつつ、ソニーさん的にも困っている所なのかなぁ…とは思いました。

ソニーの作業員さんの態度は良いものの、対応自体は決して良いとは言えず、何せ別の企業が作った部分で問題が起きているので「どうしようもない」としか言いいようがないわけなので…困ったもんです…。

ただこれらも全部、基盤を交換してもらった事でかなり改善された…ような気はしています…。

正確にはもう、最初に初期不良が頻発した時点であまりテレビを見なくなってしまったので、完全に使い倒している状態とは言い難いので、なんとも言えません…。

一応半月は使っていますが…。

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ホーム画面が使い物にならない

恐ろしい事にこのテレビ、ホーム画面が使い物になりません。

ブラビアのホーム画面
リモコンの「ホーム」ボタンを押すとちょっと重く待たされた上にこの画面が表示されます。

そしてこの画面をカスタマイズする事が出来ません。

ファーストビューは全部広告やオススメの機能を紹介しているだけです。

最上部にあるのはチュートリアルと宣伝、下にあるアプリの羅列も全部「これがオススメです」ってアプリの羅列で、自分がインストールしたアプリはここから下に3回ぐらい押した所で表示されます。

本来ならばそこはインストールしたアプリが表示され、使った事がある順番に自動的に並べ替えられる感じになっています。

このUIが優れていると感じますか?

このホーム画面は一切使い物になりません。だからホームにはいかない方がベターな感じですね…アプリを選択するならショートカットを使う方がベターです。

リモコンに「番組チェック」と書いてあるボタンがあるので、それを選択したら↓を何度か押すと、インストールしたアプリのショートカットを選択する事が出来ます。ここにショートカットを登録しておけばすぐに引っ張り出せるようになります。

って言うか僕が買ったこのKJ-55X8500Dだとそこからじゃないとアプリを引っ張り出せません!!

しかもそれが仕様になってしまいました、AndroidのOSアップデートが来れば話は別なんでしょうか…うーん、完全に欠陥品です。

テレビとしてはまだ良いけど高い

55インチって事もあり、更に4Kって事もあり、画面は当然ですが綺麗ですし大きいです。

特にAmazonプライムビデオなどで4K動画を見た時は感動しました。まぁ綺麗なこと綺麗なこと…。

だから「4Kテレビとしては十分綺麗だし、感動できるレベル」って事は伝えたいです。もちろん有機ELに比べればまだまだですが、それでも個人的には「これ結構良いな、もっと4K対応来いよ」って思ったレベルではあります。

他にも良い点はあったので紹介します。

スマホをリモコンに出来るのは便利

Android TVのアプリを入れると、スマートフォンをリモコンにする事が出来ます。

これはWi-Fiで繋いでもBluetoothで繋いでも機能します。

Android TVのリモコン

いやー実にシンプルですね、このテレビのリモコンと違って実にシンプルです。

音量の操作はスマートフォンの音量ボタンで変更可能です。

十字キーでチャンネルを操作可能で、下のホームボタンを押すとホーム画面に移動出来ます。これだとさっき言った番組チェックボタンが使えないんですが、元々Android TVにここまでごちゃごちゃしたホーム画面がなかったんだろうなぁ…と予想してます…。

基本日本製品を買うと不要なプリインストールアプリが大量に入ってきます。これはどれを買っても大体一緒で、ソニー製品もそうなんだな…と改めて失望しました。

上のマイクボタンで音声入力が可能になってますが、検索しても大体You Tubeが出て来るのであんまり価値はありません。

VODを見る場合は右下にあるスタート/一時停止ボタンが結構活躍します。

これぐらいのシンプルなリモコンだと実に楽です。思えばFire TVのリモコンもこれぐらいシンプルで、凄く使いやすかったですね。

正直この時点で「あー日本製品はもうダメだなぁ…」って感じました。

ちなみにこのテレビのリモコンはこれです。

リモコン

ボタンが沢山あってどこを押そうか迷っちゃうね!そういう事です。

ブラビアリンクは便利

ソニー製にはブラビアリンクなるものが存在してまして、それだけは非常に便利でした。

簡単に言うとPS4を繋いだら、設定から繋ぐ事で可能になるんですけど、PS4の画面をテレビのリモコンで操作出来ます。

ちなみにスマホリモコンでも操作出来ます。

これがすっごく便利、我が家は未だにブルーレイレコーダーがありません。理由は地上波を見ない、録画しないから…です。

しかしBlu-ray自体は見る事があります。そこでPS4で再生するので、その際にこのブラビアリンクが非常に便利でした。

この点だけは「ソニーで統一するの有りだなー」って思いました。でもAndroid TVとの相性は本当にクソです。

対応も悪く改善されるかも不明

念のためにGoogle Homeが出た時に繋げてみたいので、返品はやめておきました。返品は本気で検討しましたが、やめました…一応…。

またこれでOSアップデートが来て、多少は改善されるのかどうかも気になります。

Chromecast builtinだとフォトフレームとしての価値が無くなってしまいましたが、これもずっと継続なのかも気になる所です…。

もしアップデートが来てこれらが改善されたら喜んで追記して修正しようと思っています。

でも現状は本当にAndroid TVとしては欠陥品状態なので…なんとも言えないかな…。

メリットとデメリットまとめ

とりあえず半月使ってみて感じたメリットとデメリットをまとめておきます。

デメリットまとめ

  • インストールしたアプリ表示がない
  • Chromecastのフォトフレーム機能はGoogleフォトとの同期が不可能になっている
  • アップデートされてもバグは発生する(実際にアップデートがあってバグが出てます)
  • リモコンが使いづらい
  • ホーム画面のUIがダメ過ぎて話にならない
  • 動作がいまいち遅い

メリットまとめ

  • ブラビアリンクはPS4などのソニー製品を持っている人には良い
  • 55インチの4Kは迫力がある
  • 画面自体は綺麗、地上波もある程度綺麗に見える
  • 音も思ったよりは良い、ただしうちはサウンドバーを持っているので使っていない
  • ChromecastやFire TVをつけなくて良いのは楽

とりあえずこんな感じです。

まとめると「Android TVとしては全くダメだが、テレビとしては全然有り」って事になります。

Android TVがこれからどうなるかは気になる所ですね…1年前の機種でこの状態だとね…テレビで1~2年で使い物にならなくなるのは消費者としては本当に困ります…。

スマートスピーカーのGoogle Homeを使えるようになるのかも、正直不安になってきました…そういう意味ではソニーがだめって言うより、Googleがだめって言うべきなのかも知れませんね…。

でもホーム画面のUIやプリインストールアプリが邪魔な点とかは、完全にソニーのせいなので…(笑)

正直、4Kテレビとしてならもっと別のものを買った方がベターかなぁ…とは思います。